天然記念物となる盆栽を育てる場合、どういった意識で日頃からケアしていけば良いのか。
ここではいくつか盆栽を育てる上での注意点をご紹介します。
盆栽も植物の一種ではありますが、そんなに高い頻度で水を必要とするわけではありません。
保水性のある植物ですので、乾燥する時期でも2日から3日に1回程度で十分です。
乾いていなければ、高い頻度であげる必要はありません。
そして、寒い時期は腐食のリスクもありますので気温が上昇してから水やりを行いましょう。
夕方から朝方にかけては控えましょう。
基本的には表面の土が完全に乾ききってからあげることを意識してみてください。
そして設置する場所ですが、気温が高く、風通しの良い環境がお勧めです。
例えば玄関は必然的にドアを開けるケースも多いでしょうから、非常に良い環境でもあります。
そしてこまめに育てるなら、日の当たる所に1日数時間はおきたいところです。
例えば玄関に全く陽が当たらないということでしたら日中の2、3時間程度は窓際に移すことも行いましょう。
なお、直射日光は避けましょう。
そして、盆栽はしっかり根づいて肥料を必要としないものと思われがちですが、肥料を与えるのも効果的です。
土の入れ替え時などを見計らって、肥料も与えましょう。